MENU

ローヤルゼリーの不思議

ローヤルゼリーを摂取しない方がいい場合は

健康や美容効果があるとして人気のローヤルゼリーですが、摂取しない方がいい場合もあります。

アレルギーが出る場合

アレルギーは個人によって異なる「アレルゲン」を摂取することで、体が必要以上に免疫機能を働かせることで起こる症状です。
アレルギーの症状には目の充血や蕁麻疹、くしゃみ、咳、腹痛や吐き気、呼吸困難など様々なものがあります。
食物アレルギーの原因になるのは、それぞれの食材に含まれるタンパク質です。
ローヤルゼリーにもタンパク質が含まれているため、アレルギーを発症する可能性はあります。
またローヤルゼリーの原料になるのは花粉や花の蜜。
この花粉や蜜が採集される植物は多岐に渡ります。
多くの植物の成分が混ざり合っている分、アレルゲンが含まれている危険性が高まるのです。
また喘息やアトピー患者の方は、ローヤルゼリーでアレルギーを引き起こす確率が高くなるので、事前に検査をしておいた方がいいでしょう。

ワルファリンカリウムを使用している場合

ワルファリンカリウムは血液の凝固を防ぐ効能があり、血栓などで血流が阻害されている際に利用される成分です。
ローヤルゼリーにはこのワルファリンカリウムの働きを促進させる作用があります。
一見有用に思えますが、血液の凝固作用が低下しすぎると、怪我をした際にも血が固まらず、出血を抑えられなくなります。
傷の直りが遅くなることもあるので、併用は避けましょう。

カテキンやタンニンを摂取した場合

健康被害があるわけではありませんが、カテキンやタンニンをローヤルゼリーと同時に摂取すると、ローヤルゼリーの吸収が妨げられてしまいます。
ローヤルゼリーは安価なものではありませんので、コスト面から考えても、効率的に摂取することが推奨されます。
カテキンは緑茶、タンニンはコーヒーや紅茶に豊富に含まれています。
これらを飲んだ後すぐにローヤルゼリーを摂取する、またはローヤルゼリーを飲む際に緑茶やコーヒー、紅茶を利用するのは避けた方がいいでしょう。